障がい者作業所の賃金問題

障がい者作業所の賃金問題

どうすれば賃金Upが図れるのかが問題!

  地域に於ける小規模福祉作業所(授産施設)で働く障がい者が得られる工賃の平均は月額13,000円と余りにも低い賃金水準となっています。
 障害者自立支援法施行後、国も工賃倍増計画を打ち出すなど懸命にテコ入れを図っているもののなかなか改善していないのが現状です。
 それでも、数年前に比べれば改善されてきていますが、あまりにも低い賃金水準は働く障がい者の自立を大きく妨げています。
  いかに市場が受け入れられる魅力的な商品の開発や継続的に販売していく流通の仕組みを構築することが授産製品の売り上げを伸ばし施設で働く障がい者の賃金を引き上げられるかが大きな問題なのです。

 

働くことへの誇りをもつ
 一般的に、作業所における生産性の低さは,議論の余地のないところです。
経済的な側面だけを見るなら,「お話にならない」といった感じでしょう。しかし,作業所に通う人たちは,みんな働くことに誇りを持っており,「働かずに楽をしたい」と作業所を休む人はいません。

障害を抱えて生きることから見えてくるもの

人は,考えることや経験の量と深さから、沢山のことに気づいたり多くのアイデアを見つけたりするものです。障害を抱えて生きるということは,それだけ多くの不便や困難に直面することが多く自から解決を余儀なくされます。その結果として,健常者には気づかないことに気づいたり,健常者には見つけられなかった発想を見つける機会が増えてるチャンスがあるのです。

 

これからの作業所のありかた

 作業所の新たな役割祉対策と個人のボランティア活動に依存してきました。これに対して,最近では,作業所自身がより企業マインドを持って収入増を図っていくべきだと考えられる様になりました。これは大変重要な指摘であり,作業所が社会の経済活動に参加するためには,ビジネス感覚を持ち基本的なルールを身に付ける必要があります。

 

社会的役割

 21世紀の日本の社会には,物質的な豊かさだけではなく人間の社会としての原点からそのあり方を考えることを求められています。そのような問いかけに対し、作業所に期待される新たな考えをもって行動することに大きな期待が掛かっています。
障害がある人を「障害を持つかわいそうな人」として捉えるのではなく,「障害があるからこそ,社会の原点がより明らかに見える立場にある人」として捉え直していくことにより,その社会的役割が見えてくるのではないかと思います。

作業所での作業風景

日高市社会福祉協議会
高麗祭 バザーに出品

日高市社会福祉協議会
高麗祭 出展作品(多肉植物)

工賃を少しでも多く獲得!

  創作の素材は出来る限り手作りを目標に制作しています。作品の企画も利用者を中心に話し合い担当別に部品を組み立てていきます。作品のデータは職員が管理し、出来るだけ全員が作業に携われる様計画を立てます。年間を通して生産の計画・売り上げ目標を利用者全員と職員が一体になって計画しています。